糖尿病の治療が便秘の原因になる?

糖尿病になると、まず行われるのが食事制限を伴う食事療法です。
人によっては、これまで食べていた量の半分くらいしか食べられなくなるケースもあります。

 

糖尿病の治療には、インスリンの接種だけでなく、
毎日の食事もとても重要なため、こうした食事療法が必要になるのは当然です。

 

しかし、この治療をする一方で、急に食事の量が少なくなったために、
便の量自体が少なくなってしまい、便秘になることがあります。

 

便秘が長く続いて辛い場合には、医師に相談して薬などを処方してもらいましょう。

 

便秘解消のために食物繊維とオリゴ糖を摂ろう

糖尿病では、高カロリー食や糖質の摂取などは基本的には制限されます。

 

低カロリー食というと、食事の量を制限することがまず考えられますが、
上でも説明したように、食事の全体量が少なくなることにより、便の量も減ってしまします。

 

そこでオススメしたいのが、食物繊維が豊富に含まれる食品を食べることです。
食物繊維は水分を含むと膨張して、便の量を増やしてくれるからです。

 

例えばカロリーの低い海草やこんにゃくなどは食物繊維が豊富で、
腸内環境を整えるのに良いことで知られています。

 

また、サラダなどの生野菜よりも、煮物などに加えて食べることで、
全体のカサが減って、たくさん摂取できるのでオススメです。

 

そして、もう一つオススメしたいのが、オリゴ糖です。
「糖尿病なのに、糖類を摂っていいの?」と思われるかもしれませんが、
オリゴ糖には、体内でほとんど消化吸収されない「難消化性」という特長があります。

 

※すべてのオリゴ糖に「難消化性」の特長があるわけではありません。

もしオリゴ糖を選ぶなら、ラフィノースという種類の天然オリゴ糖を選びましょう。

 

 参考:高純度の天然オリゴ糖「カイテキオリゴ(ラフィノース)」

 

つまり、食べてもカロリーや糖質が体に取り込まれることが少ないので、
糖尿病の人も食べることのできる糖類というわけですね。

 

さらにオリゴ糖は、腸まで届いて善玉菌の餌になるという働きも持っています。
腸内の善玉菌が増えることで、腸内環境が整い便秘解消にもつながります。

 

食物繊維とオリゴ糖は、どちらも便秘解消のための定番食品なので、
糖尿病治療をはじめて便秘になってしまったという人は、
かかりつけの医師と相談した上で、毎日の食事にとり入れてみましょう。

 

症状に合わせた便秘の解消方法一覧


軽度の便秘の方へ(症状が出始めの方)
まだ便秘の症状が軽いうちなら、薬を使わずに自然に便秘を解消できます。

 



中度の便秘の方へ(便秘が慢性化してきた方)
この段階の人が一番注意が必要です。腸内環境を改善し便秘の悪化を防ぎましょう。

 



重度の便秘の方へ(下剤なしでは排便できない方)
症状の改善にはある程度の時間が必要です。医師と相談し根気よく治療しましょう。

 



ダイエット中の方へ(便秘を解消しつつ痩せたい方)
ダイエットと便秘解消は両立できます。下剤を使わずに健康的にやせましょう。

 

ワンポイントアドバイス