ウンチの形は、便秘のタイプを知る時にとても参考になります。
ウンチの形と硬さをもとにして、便通の状態をチェックしてみましょう。
| うんちの形 | ウンチの硬さ | 状態 |
|---|---|---|
| 短いまたはコロコロと丸い | 短い塊、もしくはコロコロとしたウサギの糞のような硬さ | 便秘の便 |
| バナナ状もしくは短い | 表面がひび割れている | 便秘よりの便 |
| バナナ状 | 表面がなめらかで、柔らかい | 正常便 |
| 細く長い | かろうじて固形といえる硬さ | 下痢よりの便 |
| 形をとどめていない | 液状に近いもしくは液状 | 下痢の便 |
便秘より、もしくは便秘のウンチの特徴は、ウンチの水分量がとても少ないことです。
ウンチが長く腸にとどまると、ウンチの水分はどんどん吸収されて硬くなってしまいます。
そして、ころころと小さなかたまりとなって排出されたり、
あるいは小さなかたまりが直腸付近でたまって太くなったりします。
ウンチが硬くなってしまうと、排出時に肛門に負担がかかるため、
便秘が原因で切れ痔になってしまう場合もあります。
またウンチが細くなっている場合には、大腸がなんらかの炎症を起こして、
腸管が細くなっていることも考えられるので、一度病院に行ってみましょう。
一方でウンチの色は、内臓の状態を知る上でとても重要なサインになります。
時には重大な病気が隠れていることもあるので、見逃さないようにしましょう。
| うんちの色 | 状態 | 備考 |
|---|---|---|
| 黄土色 | 正常便 | 健康的な便 |
| 褐色 | 便秘になる可能性が大 | 肉食が多く、腸内に便が長くとどまっている |
| 黒色 | 血便 | 胃、十二指腸、小腸で出血しているおそれがある |
| 濃い赤色 | 血便 | 大腸や直腸からの出血のおそれがある |
| 白色 | 病気の便 | 肝臓付近の病気の疑いがある |
正常なウンチは、黄土色をしています。
少し黄身がかった茶色であれば、特に問題はありません。
肉食が多い人は、消化に時間がかかるため便が腸内に長くとどまるので、
ウンチの色が茶色身を帯びて褐色に近づいてきます。
また、腸内に便が長くとどまると便秘になりやすくなるので、
意識して食物繊維を摂るようにしましょう。
そして特に気をつけなければならないのが、
黒色や赤色のウンチと、白っぽいウンチです。
黒色の便が出る場合は、胃や小腸など上部消化器官からの出血があり、
排便されるまでに血液が酸化して黒くなっているものです。
また赤色の便は大腸や直腸など下部消化器官からの出血の可能性が考えられます。
血液が酸化する前に、排出されるので血液が赤く残ります。
いずれも体内で出血している可能性があり、
中にはガンなどの重大な病気の場合もあるので、すぐに病院へ行って検査をしましょう。
一方で白っぽいウンチになるのは、ウンチの色のもとになる胆汁が不足している証拠です。
胆汁は肝臓で作られますが、なんらかの原因で胆汁の通路が塞がれている可能性があります。
結石やガンなどが原因になっていることもありますので、この場合も医療機関の受診が必要です。
ウンチは健康のバロメーターとも呼ばれます。
ウンチの形や色は、便秘はもとより健康状態を知る目安になるものです。
ウンチの形や色が、上の表にあてはめて便秘よりに傾いてきたら、
食物繊維の含まれる食品を積極的にとるなど、まずは食生活を見直すことが大切です。
便秘を放置することで、腸や消化器官に負担が増えて重大な病気になることもあります。
日頃からウンチの状態を確認する習慣をつけ、異常のサインを見逃さないようにしましょう。

軽度の便秘の方へ(症状が出始めの方)
まだ便秘の症状が軽いうちなら、薬を使わずに自然に便秘を解消できます。

中度の便秘の方へ(便秘が慢性化してきた方)
この段階の人が一番注意が必要です。腸内環境を改善し便秘の悪化を防ぎましょう。

重度の便秘の方へ(下剤なしでは排便できない方)
症状の改善にはある程度の時間が必要です。医師と相談し根気よく治療しましょう。

ダイエット中の方へ(便秘を解消しつつ痩せたい方)
ダイエットと便秘解消は両立できます。下剤を使わずに健康的にやせましょう。
