一般的に、母乳を飲んでいる赤ちゃんは、
ミルクを飲んでいる赤ちゃんよりも便秘になりにくいと言われています。
これは、母乳に含まれているオリゴ糖の整腸作用が働いているためで、
赤ちゃんの排便もスムーズになりやすく、その点で母乳はミルクより優れていると言えます。
特に最近では「母乳で育てたい」という母親が多く、
病院でも母乳育児を積極的に勧めているところがほとんどです。
母乳育児では、赤ちゃんとのスキンシップがはかれることや、
母乳から母親の免疫力をもらうことができるというメリットがあるためです。
しかし、母乳を飲んでいる赤ちゃんでも便秘になることは少なくありません。
その一番の原因は、母乳不足です。
母乳の量が不足していると、赤ちゃんのウンチの量も少なくなりますから、
そのために「ウンチが出ない」という状態になっている場合があります。
母乳不足になる原因としては、単純に母乳の出具合(量)が少ない場合や、
あるいは赤ちゃんが上手に母乳を飲むことができていない可能性などがあります。
もし母乳の出具合が悪い時には、
お母さん自身の食生活を、一度振り返ってみる必要があるでしょう。
普段の家事に加えて、子育てのために生活時間が削られるため、
ついつい自分の食事がおろそかになってしまうお母さんが多いようです。
バランスの良い食事は、母乳の質を上げて母乳の出も良くします。
偏った食事や食事の量が少なすぎたりすると母乳の出も悪くなりますから、
赤ちゃんだけでなく、母親がしっかり食事を摂ることはとても大切です。
母親が便秘をしているからといって、
必ずしも赤ちゃんまでが便秘になるというわけではありません。
母乳にはお母さんの食べたものが影響することは確かですが、
食べた栄養素がそのまま母乳となって出てくるわけではありません。
例えば、お母さんが食物繊維を多く含んだ食品を食べたからといって、
母乳にも食物繊維が含まれるわけではないということです。
しかし、実際にはお母さんが便秘がちだと、赤ちゃんにも多少の影響はあるようです。
便秘は腸内環境を悪くして、有害なガスや成分を発生させます。
そうした有害な成分は、腸から吸収されて血液によって体中を巡るので、
母乳にも有害な成分が含まれることになります。
その結果、母乳の質が下がってしまい、
赤ちゃんは母乳から十分な栄養価を得ることができなくなってしまうからです。
特に新生児の頃は、赤ちゃんのお世話が大変なので、
母親の生活も不規則になってしまい、便秘になる人も少なくありません。
しかし、便秘をそのまま放っておくと、
大切な赤ちゃんにまで悪影響を与えてしまう恐れがありますので、
育児で忙しい時期ですが、赤ちゃんのためにもしっかり健康的な生活を心がけましょう。
母乳は大切な栄養源というだけでなく、ママと赤ちゃんを結ぶ大切な絆です。
だからこそ、「ママが便秘のために母乳の質が下った」なんてことがないように、
日頃からお通じには気をつけるように心がけましょう。

軽度の便秘の方へ(症状が出始めの方)
まだ便秘の症状が軽いうちなら、薬を使わずに自然に便秘を解消できます。

中度の便秘の方へ(便秘が慢性化してきた方)
この段階の人が一番注意が必要です。腸内環境を改善し便秘の悪化を防ぎましょう。

重度の便秘の方へ(下剤なしでは排便できない方)
症状の改善にはある程度の時間が必要です。医師と相談し根気よく治療しましょう。

ダイエット中の方へ(便秘を解消しつつ痩せたい方)
ダイエットと便秘解消は両立できます。下剤を使わずに健康的にやせましょう。
